6/13 大植/大フィル イギリス音楽集

08.6.13(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第419回定期演奏会
指揮/大植英次 ヴァイオリン/ダニエル・ホープ 曲目:ヴォーン=ウィリアムズ/タリスの主題による幻想曲,ブリテン/ヴァイオリン協奏曲 op.15,エルガーエニグマ変奏曲 op.36 入場料:S¥6,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥3,500 D¥1,000 問い合わせ:大阪フィル・チケットセンター(06-6656-4890)(「関西クラシック音楽情報 http://music-kansai.net/」よりコピペ)

 良かったですねえ。最初のタリス幻想曲が鳴り出してびっくり。大フィルの弦ってこんなに美しかったのかと思いました。まあなんというか、絹のじゅうたん(そんなものあるのかどうか知りませんが)の手ざわり。独奏ヴァイオリンとヴィオラ、それに舞台奥のソリの皆さんも良かったです。

次のブリテンも良かったです。ダニエル・ホープの独奏、腕は立ちますねえ。ちょっとヴィオラみたいな独特の渋い音色も美しかったです。何より曲がいいですね。特に終楽章は感動的。もうちょっと人気曲になってもいいですな。アンコールはラヴェルのソングと言ってましたが、2つのヘブライの歌のカディッシュでしたかね。これを無伴奏で。

休憩後のエニグマは、主題とかニムロッドをかなり遅くねっとりとやってみたり、速い変奏は勢いよくやったり、メリハリの効いた演奏でした。この曲はもうちょっと抑えめにやってくれる方が好みで、実際そういう演奏が多いと思うんですが、たまにはこういうのも面白いです。