7/19 パリ・オペラ座《アリアーヌと青ひげ》

ポール・デュカス
歌劇「アリアーヌと青ひげ」
2008年7月19日(土)15:00 兵庫県立芸術文化センター大ホール

アリアーヌ…デボラ・ポラスキ(s)
乳母…ジェーン・ヘンシェル(a)
青ひげ…サー・ウィラード・ホワイト(bs)
セリセット…ディアナ・アクセンティ(ms)
イグレーヌ…イヴォナ・ソボトカ(s)
メリザンド…エレーヌ・ギルメット(s)
ベランジェール…チェ・ユンジョン(s)
アラディーヌ…ジュヌヴィエーヴ・モタール(黙役)
年老いた農夫…クリスチャン・トレギエ(bs)
第2の農夫…グレゴーズ・スタスキエヴィチ(t)
第3の農夫…ユリ・キッシン(bs)
パリ国立オペラ管弦楽団・合唱団
指揮…シルヴァン・カンブルラン
演出/装飾/衣装…アンア・ヴィーブロック

 奮発して行ってきましたパリ・オペラ座来日公演。もちろん今年最高額! といっても最上階最後列の端の方でしたが…。結論から言うと、行って良かったです。まず、《アリアーヌ》はめったに聴けない曲だけど、本当に美しい大傑作だし、キャスト、オケ、演出とも文句のつけようもなくすばらしい上演でありました。23日と26日に東京であるそうなので、行ける人は行った方がいいですよ。

 特に良かったポイントは、カンブルランの指揮するオケの音そのものの美しさ、ヴィーブロックの明晰で筋の通った演出、そしてキャストの演技、特に青ひげとアラディーヌのCDでは伝わらない(青ひげは3分ぐらいしか歌わないし、アラディーヌに至っては黙役だから)存在感でした。このプロダクションでDVD出してほしいです。

(この項、詳しくはまた書くかもしれませんが、とりいそぎ)