6/3 ヘンゲルブロック指揮 北ドイツ放送響 シュタインバッハー(vn)

2015年6月3日 (水)19:00 ザ・シンフォニーホール
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
(アンコール)プロコフィエフ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜第1楽章
マーラー交響曲第1番「巨人」ハンブルク
ワーグナー:ローヘングリン〜第3幕前奏曲

トーマス・ヘンゲルブロック指揮 北ドイツ放送響
アラベラ・シュタインバッハー(vn)

空席が結構ありましたね。入りは7割ぐらいでしょうか。まあ、一番安い席で9000円でしたからね。

シュタインバッハーのメンデルスゾーンは、曲が曲だけにびっくりするほどの演奏ではないですが、楚々とした感じで悪くなかったですよ。ちょっとあっさりめでしょうか。アンコールで貴重なプロコフィエフが聴けたのはありがたいです。

マーラーはかなり良かったです。まず、版ですが、序奏からいきなり舞台裏でホルンのファンファーレが鳴るし、あちこちで違う響きがありました。スケルツォのトリオでホルンが鳴るのを生で聴けたのもうれしいです。ただ、それ以上にヘンゲルブロックの指揮がすばらしかったです。花の章の速めのテンポ(シューマンの3番の2楽章みたいでした)とか、スケルツォのきびきびしたリズム感なんて、見事でした。私の席からは見えなかったんですが、花の章のトランペットは舞台裏かソデで吹いていたようです。
アンコールのローヘングリンはエンディング付きのバージョンでした。
とてもよかったので、東京とかで行くかどうか迷ってる方、ぜひ行ってください。