2014年6月のコンサート

6/11 Wed コパチンスカヤ&リフシッツ
フェニックス・ホール

下に書きました。

6/13 Fri 関西フィル第257回定期演奏会
ワーグナージークフリート第3幕
ジークフリート…ジャンルカ・ザンピエーリ(t)
ブリュンヒルデ…畑田弘美(s)
エルダ…竹本節子(a)
さすらい人/ヴォータン…片桐直樹(bs-br)
飯守 泰次郎指揮
http://www.kansaiphil.jp/modules/concert/index.php?content_id=689

ジークフリート役はおなじみの竹田昌弘さんの予定だったんですが、体調不良とのことでザンピエーリが急遽代役として登場しました。このザンピエーリが良かった。この演奏を引っ張っていく感じでした。関西フィルも熱い演奏で良かったです。飯守さんの指揮するワーグナーはやっぱりいいですね。

6/14 Sat 15:00 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
兵庫県立芸術文化センター管弦楽団第71回定期演奏会
シュテファン・ザンデルリンク指揮
有希・マヌエラ・ヤンケ(vn)
コダーイ:ガランタ舞曲
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
[アンコール]バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番〜アンダンテ
ラフマニノフ:交響的舞曲
http://hpac-orc.jp/concert/20140613.php

ガランタ舞曲はカラフルな音としっかりとした足腰でいい演奏でした。興奮しない感じがお父さんと似ているかな?
バルトークの協奏曲、ヤンケのヴァイオリンは朗々とした音でうまいです。特に情熱的とか鋭いとかいう演奏ではなく、あえていえば正統的という感じ。ラフマニノフの交響的舞曲も良かったです。

6/24 Tue 19:00 いずみホール
ディードリッヒ、シューマンブラームス:FAEソナタ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1〜3番
[アンコール]シューマン:ロマンスイ長調Op.94-2
イザベル・ファウスト(vn) アレクサンドル・メルニコフ(pf)

ファウストのヴァイオリンはヴィブラート少なめで、音そのものはやや細身で正確な音程の、今風のヴァイオリン。それに対してメルニコフは大柄でロマンティックで音色の幅の広い、ロシアの巨匠的ピアノ。そのスタイルの違いが、面白くもあり違和感もあり、やっぱり面白いというリサイタルでした。FAEソナタの全曲は珍しいので聴けて良かったですが、まああまり演奏されないのもわかるかな、という感じ。